今回は、この旅における幾多の出会いを、登場人物一覧という形で書いてみたいとおもいます。国毎にシリーズ化？しているこれまでの記事と重複する人もいれば、この「登場人物紹介」の記事にしかでてこない人もいます。そのどちらにも書かれない人もいます（書くに足らない人たち、印象的だったけど構成の都合上書かれなかった人たち、すこし別枠の人たち……）。
- １．日本
- ２．韓国
- ３．中国
- ４．モンゴル
- ５．中国 新疆ウイグル自治区
- ６．カザフスタン
- ７．キルギス
- ８．ウズベキスタン
- ９．マレーシア
- １０．タイ
- １１．シンガポール
- １２．香港
- １３．中国 広東省〜広西チワン族自治区
- １４．ベトナム
- １５．カンボジア
- １６．ラオス
- １７．タイ チェンライ〜チェンマイ
- １８．インド
- １９．ネパール
- ２０．モルディブ
１．日本
たいchillout
[日本人/29歳/無職/不定/男性] ★★★★★
[人種/年齢/職業/居住/性別]
元システムエンジニア。元東京都在住。一人称は平仮名の「ぼく」。バックパッカーは初めて。海外経験は有り。
彼女
[日本人/東京/女性] ★☆☆☆☆
同棲歴は4年。家、ギター、公的手続き、郵便物、主要な友人知人の連絡先、主要な銀行口座などをすべて託して、ぼくは旅立った。今後もブログに登場する予定はないので★1つ。
ひかrewrite
[日本人/東京/女性] ★★★★★
1年と少し前に某社で出会った友人。たいchilloutというペンネームの名付け親。ブログ、Twitterの共同運営者。この旅の引き金を一年かけてドラマティックに引きはなったのはある意味ではこの人。週四でスタバに通っていた日々にサヨナラして、ぼくはアジアを、ひかrewriteはひかrewriteの人生を旅している。
沢木耕太郎
[日本人/作家・旅人/東京/男性] ★★★★★
聖典『深夜特急』の著者。永遠の憧れ。
G氏
[日本人/徳島/男性] ★★★☆☆
出国間際、西日本豪雨で陸の孤島と化した和歌山市駅から脱出するタクシーで相乗りしたGご夫妻のご主人。このブログの最初の読者。
２．韓国
よっちゃん
[日本人/推定60代/定年退職/大阪/男性] ★☆☆☆☆
釜山のホテルで出会った悠々自適の個人旅行者。ぼくをカジノへ連れていった。
ジョン
[韓国人/35歳/定食屋のホールスタッフ/釜山/男性] ★★☆☆☆
釜山の宿の近くの定食屋でホールを担当していた。ワールドツアーを開始するぼくの背中を「うら"まや"しい」と言いながら押してくれた気さくで逞しい男性。
今日は小雨で体調にも疲れが出てる感じがあったので、宿と近場を行き来しつつブログ書きや読書をしていた。それでも栄養はとらなきゃと夜もう一度街に出て辛くなさそうな麺を選んで食べた。今日は穏やかな一日で終わると思った。しかし気がつけばその店のにいちゃんと抱擁まで交わしていた
— たいchillout@旅 (@taichillout_re) 2018年7月9日
スンジン
[韓国人/推定50代/英語講師・ゲストハウスオーナー/ソウル/男性] ★★☆☆☆
ソウルで泊まったゲストハウスのオーナー。連日仕事から帰ってはぼくと話すのを楽しみにしていた人。いまでもぼくの無事を心配して連絡をくれる。
３．中国
西瓜
[中国人/26歳/アウトレットモールのマネージャー/青島/男性] ★☆☆☆☆
青島のアウトレットモール内のレストランでぼくの代わりにWeChatペイで決済してくれた人。その後一緒にタイに行こうと誘われる。
Aくん
[中国人/21歳/学生/男性] ★★☆☆☆
北京のユースホステルで出会った北京大学の学生。大学と街を案内してくれた。仏像好き。弁護士志望。
学生三人組
[中国人/20歳前後/学生/男性] ★☆☆☆☆
北京のユースホステルで出会った大学生たち。日本のアニメと石原さとみが好きな明るいやつら。
昨日、一昨日と泊まった宿では中国人の学生計四人と知り合った。石原さとみが中国の男子人気ナンバーワンみたいだ。
— たいchillout@旅 (@taichillout_re) 2018年7月23日
ソウくん
[中国人/20代前半/学生/男性] ★★☆☆☆
北京の別のホテルで出会った学生。中国最大手の銀行に内定済。日本への留学経験あり。英語と日本語に長け有能で世話焼きだが図々しい。
トマス
[ドイツ人/推定30代/ビジネスマン/広州/男性] ★☆☆☆☆
万里の長城で出会ったグッドガイ。中国とドイツを行き来するビジネスマン。英語はもちろん中国語も話す。一緒に来ていた奥さんは中国人。北京でオススメのビアバーを教えてもらう。
Kくん
[日本人/28歳/無職/不定/男性] ★★☆☆☆
ウランバートル行きのチケット売り場で出会った関西弁のバックパッカー。
４．モンゴル
ドック
[モンゴル人/21歳/輸入代理店マーケティングマネージャー/ウランバートル/女性] ★★★★☆
北京発ウランバートル行きの鉄道で出会い、その後市内の観光ツアーをしてくれる。飛び級で大学を卒業した本物の才女。前向きで、優しく、粋。この旅の「ベスト人格者賞」。
シャオロン
[中国人/54歳/無職/西安/男性] ★★★★★
元半導体メーカーの営業マン。仏教徒。北京発ウランバートル行きの鉄道でのルームメイトかつ、ウランバートルのゲストハウスでのルームメイト。絶望的な英語力ながら、持ち前の愛嬌と誠実さで仏教国を軽やかに巡る旅人。学ぶところ多し。効果抜群のおまじないを唱えることができる。2週間同じ部屋で寝泊まりしたことになる。
クラウラ
[中国人/19歳/学生/女性] ★★★★★
ウランバートルでの初日にゲストハウスで出会い、シャオロンを含めた3人でゲル1泊ツアーに参加した。英語に長けたシャイで聡明な旅人。同じ空間に居合わせていたのは48時間に満たないが、そのインプレッションは未だ絶大。輝かしいウランバートルの夏を象徴するひとり。
トム
[アメリカ人/27歳/吟遊詩人/不定/男性] ★★★☆☆
ウランバートルのゲストハウスで出会った男。詩を書き、音楽をつくり、ときには働きながら2年の旅を続けた生ける吟遊詩人。カリフォルニアに帰ったらマリファナをカットする仕事につくと言っていた。
ミリー
[モンゴル人/推定50代/ゲストハウスのマネージャー/ウランバートル/女性] ★★★☆☆
読み書きは不得意だが英語を話せる叩き上げ。適当でおおらかなおばちゃん。途中からぼくに仕事の一部を投げはじめる。ウランバートルの街そのものと共に、ミリーのゲストハウスももはや聖地。涙をこらえてお別れをした。
宿に居ついて9日目。ついにスタッフに代わって宿泊予約客からのメールに返信する
— たいchillout@旅 (@taichillout_re) 2018年8月6日
たいchillout
ロサリア
[イタリア人/推定30代後半/不明/不定/女性] ★☆☆☆☆
イタリアから日本まで大型バイクで旅をする女傑。ぼくは東から西へ、ロサリアは西から東へ。ぼくたちの旅路は、モンゴルの果て、ホブドの喫茶店で15分だけ交差した。
５．中国 新疆ウイグル自治区
M
[モンゴル人/20代前半/学生/ウルムチ/女性] ★★★★☆
新疆への国境越えを共にした学生。ウルムチで学ぶモンゴル人。準備不足のぼくの面倒を最後まで見てくれた命の恩人。
スベノ
[中国人/20歳前後/学生/女性] ★★☆☆☆
吐鲁番の最終日にバス停で出会った大学生。行き先が同じだったのでリードしてくれたが、乗るバスを間違え結局はタクシーを利用した。タクシー代を受け取ってくれなかった上に、荷物検査でスベノが警察に捕まり、待つことを許してもらえなかったぼくは先に進んだためそのまま永遠に離れ離れに。この旅の「ベストスマイル賞」。
Sくん
[日本人/28歳/会社員/川崎/男性] ★★★☆☆
吐鲁番のユースホステルで出会い2日間の行動を共にした短期旅行者。某最高学府で博士号を取得した理系の秀才。英語はもちろん中国語でも簡単な会話をこなす。一緒にいてとても居心地が良かった。
６．カザフスタン
山本さん
[日本人/35歳/公務員/埼玉/男性] ★★☆☆☆
ウルムチ発アルマトイ行きの鉄道で出会った鉄ちゃん。壊滅的な英語力も何のその、世界中の鉄道を乗り回す本格派の鉄道オタク。撮り鉄ではなく乗り鉄。この旅の「ベスト情熱賞」。
Tくん
[日本人/30歳/無職/シルクロード/男性] ★☆☆☆☆
アルマトイのホステルで出会った日本人。初めての海外かつ十分とは言いがたい英語力ながら、公務員の仕事を投げ売って憧れの「シルクロードの旅」を実行にうつした男。一路、西安からローマを目指す。
インディラ
[カザフスタン人/30歳/ホステルのスタッフ/アルマトイ/女性] ★★★☆☆
自身の銀行口座と紐付いたバスカードを貸してくれたり、休日にマウンテンビューまで案内してくれるなど、利他的な優しさに溢れた灰色の瞳を持つ女性。英語で質問をするときは最後に Yes? とつける癖がある。
バヒト・サルセクバエエフ
[カザフスタン人/36歳/元ボクサー/アルマトイ/男性] ★☆☆☆☆
2008年北京オリンピックのボクシングウェルター級の金メダリスト。キュートなカフェで隣に居合わせて、甘いケーキを奢ってくれた。
香港ボーイズのロナとワン
[香港人/27歳と32歳/無職/香港/男性] ★★★☆☆
彼らとベリックの男4人でBigAlmatyLakeを見に行った。頭脳派メガネ男子、ロナ。フットサル好きなムードメーカー、ワン。この旅の「ベストコンビ賞（男子編）」。
７．キルギス
ソンジェ
[韓国人/41歳/研究者・翻訳家/中央アジアorソウル/男性] ★★★★★
ビシュケク→オシ→サリ=モゴル（パミール高原）の移動を共にした。韓国語、ウイグル語、中国語、英語を翻訳し、簡単なロシア語、日本語、トルコ系諸言語を理解する。知的で優しく硬派な男前。孤独を愛するたいchilloutが「あなたと一緒に行っても良いですか？」と自ら申し出たのは後にも先にもこの人だけ。
８．ウズベキスタン
アライくん
[日本人/20歳/学生/埼玉/男性] ★★★★☆
テニスに青春を捧げ、進路に悩むフレッシュな現役大学生。短期旅行者ならではの勢い、一人旅ビギナーならではの積極性、そして若さ、真っ直ぐさ。学ばなければいけないところはたくさんあった。二度目の一人旅の行き先としてウズベキスタンを選ぶ個性も◎。マクロスFではシェリル派（たいchilloutはランカ派）。
９．マレーシア
サイモン
[マレーシア人/推定60代/定年退職/ボルネオ島/男性] ★☆☆☆☆
自転車でひとり旅をするスキンヘッド。
シェリー
[インドネシア人/20歳前後/学生/ジャカルタ/女性] ★☆☆☆☆
おでこの真ん中で切り揃えられた前髪が印象的なしっかり者。
リサ
[インドネシア人/推定20代/ジャカルタ/男性] ★☆☆☆☆
映像編集を生業とするおしゃれボーイ。クアラ・ルンプールが人生初の海外。
エヴァン
[マレーシア人/27歳/ジョホール・バル/男性] ★★☆☆☆
語学が趣味の空気読めないお節介野郎。
シャン
[マレーシア人/16歳/学生/ペナン/男性] ★★★☆☆
東京喰種好きのシャイな少年。イラストレーターの卵。ぼくの絵を描いてくれる。
松山さん
[日本人/64歳前後/定年退職/鹿児島/男性] ★★☆☆☆
深夜特急と同時代にバックパッカーをしていた旅人の大先輩。
１０．タイ
ネレイダ
[スペイン人/29歳/無職/不定〜オーストラリア/女性] ★★★★☆
空手好きの一人旅行者。悲しい目をして笑う。
グォァン
[タイ人/推定20代/ホステルのスタッフ/プーケット/女性] ★★★☆☆
なぜかやたら気に入られていた気がする。居心地の良い街に、居心地の良いホステル。プーケットのキラキラとともに思い出す人。
１１．シンガポール
特筆すべき出会いは無し。
１２．香港
新たな出会いは無し。
１３．中国 広東省〜広西チワン族自治区
ヤンビ
[中国人/20歳前後/学生/深セン/女性] ★★☆☆☆
弱者に優しい学級委員長（勝手な推測） 。学校では眼鏡だがプライベートではコンタクトに付け替える（勝手な推測）。
広州ガールズのセンとスズ
[中国人/20歳前後/学生/広州/女性] ★★★★★
2018年夏。彼女たちもモンゴルを旅した。冬。彼女たちが大学生活をいとなむ広州をぼくは訪れた。数少ない再会を果たしたケース。この旅の「ベストコンビ賞（女子編）」。
１４．ベトナム
クイン
[ベトナム人/年齢不詳/会社員/ホーチミン/男性] ★★☆☆☆
南宁発ハノイ行きの鉄道で乗り合わせる。背は低め。身体は丸め。眼鏡。親切。早口の英語で畳み掛け五秒に一回「You Know?」を挟み込む。
ディン
[ベトナム人/推定25歳/ホステルのスタッフ/ハノイ/男性] ★★★☆☆
日本のライトノベル好きのイケメン。彼の独断によりホステルでは終日『進撃の巨人』が上映されている。ある日『けいおん！』の話をするぼくに、ディンは口をとがらせてこう言ったのだ。「俺は萌えが好きなんじゃない、ラブコメが好きなんだ」。
１５．カンボジア
埼玉ボーイズのカズキとカズキ
[日本人/24歳/学生と社会人/埼玉/男性] ★★★★★
同じ名前を持つ同郷幼馴染オトコふたり旅。ホーチミン発プノンペン行きのバス待合所で日本語を話していた二人にぼくから声をかけた。それからプノンペン、シェムリアップと行動を共にする。カズキはぼくに言った。「先輩カッコつけないでくださいよ」。もうひとりのカズキはぼくに言った。「また会ってくれるんですね」。この旅の「ベストコンビ賞（幼馴染編）」。
１６．ラオス
国際カップルのアルフレッドとアイリーン
[アルゼンチン人とドイツ人/推定20代/不明/ドイツ/男性と女性] ★★★☆☆
ひょうきん者の天然パーマはアルフレッド。クールなブロンドはアイリーン。アルゼンチンとドイツのお似合い国際カップルだ。この旅の「ベストコンビ賞（カップル編）」。
Jさん
[日本人/38歳/ミュージシャン/長野or東南アジア/男性] ★☆☆☆☆
ぼくが泊まっていたヴィエンチャンの宿に飛び込みで現れ、結局泊まらずにぼくと話しながらバナナを食べて出ていった謎多きミュージシャン。ぼくと同じ名前の死に別れた友人を持つ。
O山さん
[日本人/35歳/不定/九州or東南アジア/男性] ★★★☆☆
九州弁の気のいいお兄さん。メコン川のほとりで目があった瞬間、ぼくたち二人はほぼ同時に「こんにちは」と口走った。旅する日本人はやはりどこかしら変わった人が多いが、O山さんとの話しやすさに感動したぼくのiPhoneには次のようなメモが残っている。「久しぶりにまともな人にあった」。
１７．タイ チェンライ〜チェンマイ
特筆すべき出会いは無し。
１８．インド
イェジィ
[韓国人/26歳/無職/不定/女性] ★★★★★
午前二時半、ガランとしたコルカタ空港。アライバルでインドビザを取得したのはぼくとイェジィの二人だけだった。「夜が明けるまで空港で待とう」そうぼくが言うと、イェジィはためらうことなく到着ロビーの床に横になって、あっという間に寝息を立てた。自然と音楽と犬を愛しクラシックギターとオートハープをたずさえて終わりなき旅にでたナチュラルガール。
１９．ネパール
ゲイル
[中国人/20歳前後/学生/ソウル (留学中) /女性] ★★★★☆
カトマンズ発ポカラ行きのバス、ポカラでのホステル、ポカラ発バルディヤ行きのバス、その全日程が偶然一致。舞台美術を学び、写真や動画製作に驚異的なセンスを持つボーイッシュなアートガール。
チトワンレディースのサール、プラティマ、マニーシャ、チャビカラ
[ネパール人/推定20代〜50代/いろいろ/チトワン/女性] ★★★☆☆
ポカラの町バスで出会い、長距離バスのチケット購入を手伝ってもらった。その後なぜか彼女たちのホテルの部屋まで招かれ、パイナップルジュースをご馳走になる。ときは二月の十四日。人生で一番モテたバレンタインデー。
２０．モルディブ
たいchillout
[日本人/30歳/無職/不定/男性] ★☆☆☆☆
インドを歩いて真っ黒になった踵を白い砂で洗い流す。
長くなってきたので旅の後半は別の記事にまとめようと思います。
（たいchillout）
