【番外編/バックパッカー】旅の必需品

旅立ちから二カ月を過ぎ流浪の生活も板についてきました。お陰様で体調を崩すこともなく、荷物の紛失や盗難にあうこともなく、快調にきております。さてここで番外編。これまでの旅で活躍してきた必需品と、今後の購入を検討しているものを厳選してまとめたいと思います。

 

 

必需品

現地simカード(& simフリースマートフォン)

ウランバートルで初めて買いました。便利である、だけでなく現地の生活者と足並みを揃えるという意味でも必需品です。どの国にも生活の足になっているアプリやWebサイトが一つや二つあります。場所を選ばずその国のWebサービスにアクセスすることは、その国の料理を食べることと同じように、その国のリアルにぼくたちを近づけてくれます。国によってsimカードの販売形態やアクティベートの手法も違いますが、それらを突き止め試行錯誤するのもまた旅の醍醐味です。自ずと街歩きが始まり、関わる人や携帯電話産業のあり方から、国や人への多くの気づきを与えてくれます。

モバイルバッテリー

ウルムチで初めて買いました。やはりスマートフォンは生命線です。長期移動ではコンセントにありつけないことも多いです。数少ないコンセントを人に譲る心の余裕も生まれます。

手ぬぐい

旅立ち前に、ひかrewriteに貰いました。肌身離さず持ち歩いています。ハンカチ代わりはもちろん、陽射しが強ければ帽子に、肌寒ければスカーフに、冷たいペットボトルを包むのに、バスタオルに、フェイスタオルに、トレードマークに。シャワーを浴びれないときは暖かいお湯に浸した手ぬぐいで頭や身体を拭きます。何よりすぐ乾くのが一番の強みです。フェイスタオルも持ってきましたが汎用性が段違いです。

固形石けん(オーガニック)

これもひかrewriteに貰いました。チェコ旅行のお土産です。シャンプー、ボディーソープ、ハンドソープ、フェイスソープ、これ一つですべてを兼ねます。

粉末洗剤

洗面台か洗濯桶に水を溜めて、服を手洗いします。旅の初めはランドリーのある宿を選んでいましたが、いつのまにか条件から外していました。宿のランドリーサービスにも様々あります。有料無料問わず柔軟に使いこなしながらも、ベースは前日の服を翌朝手洗いするサイクルが理想だなというところに落ち着いています。

トイレットペーパー

トイレにトイレットペーパーがあればラッキーです。

長財布

日本で使っている財布にはお留守番をしてもらい、3つの小銭入れを持ってきました(その国の通貨用、カード類用、日本円や余らせた他国の通貨用)。しかし、どの国でもお札が主流でした。試しにウランバートルで長財布を買ったら世界が変わりました。ただでさえ慣れない通貨での買い物はもたつきます。間口の広い長財布はそれを劇的に改善しました。カードポケットも小銭入れも何も無い、カザフ模様の織り込みのあるシンプルな布の財布です。気に入ってます。長財布を使って現地の人と同じスピードで買い物をしましょう。

バックパック

イギリス製のカリマー(karrimor)というアウトドアブランドの50リットルのものを旅立ち前に買いました。パワーに自信のない日本人男性なら丁度良いくらいのサイズかと思います。バックパッカーならキャリーバックじゃなくてバックパックだろうと形から入りましたが正解でした。ターミナル駅などでエスカレーターに行列をつくるキャリーバックの短期旅行者を横目にガラ空きの階段を駆け上るのは最高の気分です。両手が空くので女性や高齢者の荷物を持ってあげることすらできます(新宿に出るだけでフラついていた旅立ちの日が嘘のようです)。これ↓

デイパック

日本製のモンベル(mont-bell)というアウトドアブランドのものを旅立ち前に買いました。普段使いはこちらです。財布類、ケータイ、パスポート、モバイルバッテリー、トイレットペーパー、USBケーブル、メモ帳、ボールペン、イヤホン、耳栓、各国のsimカードなどを常時入れてます。そのうち長財布以外の財布(カード類、日本円)とパスポート、各国のsimカードは貴重品としてスキミング防止のポーチに入れ、そのポーチごとデイパックにしまっています。バックパックで移動する際はポーチに長財布とケータイを移し替えてポーチの紐を伸ばして肩から掛けます。デイパックはそのままバックパックに押し込みます。デイパック自体を小さく折り畳めることに惹かれて買ったのですが、荷物の入れ替えが面倒なのでその機能は眠っています。これ↓

 

購入を検討しているもの

インスタントコーヒー

ない場所には意外とない喫茶店。コーヒーの有無は、都会か否かだけでなくコーヒー文化の有無にも左右されます。コーヒー中毒者として、いよいよ携帯すべきかなと思案中です。

マグカップ

良質なマグカップだとコーヒーも格別です。宿のマグカップは質も、清潔さも、数も、持ち込み範囲も千差万別です。どこかの街で、枕元に置けるナイスなマグカップと運命の出会いを果たせば、買ってしまうでしょう。

電気ケトル

水はあってもお湯がない局面はたくさんあります。ケトルで沸かした熱湯に手ぬぐいを浸して頭や身体を拭くだけでもリフレッシュになります。寒い場所ではお湯を飲めるだけでも幸せです。いつでもどこでもお湯を沸かせる環境を手にしてホットな旅がしたいです。小ぶりで安いのがあれば良いのですが…。

洗濯桶

洗面台に水を溜めれば手洗いができますが、排水溝をふさげない洗面台も多いです。そんなときに宿に洗濯桶があると助かりました。折り畳み式のものがあれば持ち歩きたいです。

寝袋

鉄道やバスでの長距離移動で、本当に枯れた大地としか言いようのない広大な土地を何度も見てきました。そういうとき、何かの間違いで自分がそこに放り出されてしまったときのことを考えました。今回の旅はアウトドアな旅ではないので寝袋やテントは用意しませんでしたが、非常事態の夜を越すために、持っておく価値はあるのではと感じました。また、普通の宿や寝台車でも、掛け布団が薄手で寒いときがありました。そんなときも活躍してくれることでしょう。

 

ではまた。

(たいchillout)

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